指輪の作り方ノウハウ - 手作りで結婚指輪を作ってみた!

HOME » 体験談 » 指輪の作り方ノウハウ

指輪の作り方ノウハウ

結婚指輪もペアリングも手作り可能

結婚指輪もペアリングも、手作り可能です。ブランドによっては、プロの職人によって直接手作りされている所もございます。とても緻密で正確に作り上げているので、クオリティはかなりのもの。とはいえ、2人だけのアイテムを手にするからこそ、手作りに挑戦したいものです。
では結婚指輪やペアリングは、どういう風に作られているのでしょうか。指輪の作り方について紹介します。

鍛造の指輪が少ない理由

ブランドで取り扱っている指輪は、主に鍛造と鋳造の2種類の方法が取り入れられています。よく見かけるのは鋳造の指輪で、鍛造の指輪を取り扱っているブランドは少ないです。
鍛造の指輪が少ない理由は色々考えられますが、おそらくデザインが関係しているでしょう。鍛造は金属を叩いて指輪を作る方法です。かなり頑丈に仕上がりますので、大切に扱えば何十年と使うことができるでしょう。輝きも、どこか力強い部分があります。しかしデザインに制約があり、シンプルデザインのみの対応となります。

利益優先!

ブランドとはいえども、1つの会社です。会社として売上を出すには、目立つデザインの結婚指輪を用意するのが早いです。鍛造だと1個ずつ指輪を叩いて作らなければならないので、ものすごい手間です。
鋳造の場合は型に金属を流し込んで作るので、手間はかかりません。さらに細やかなデザインを施すこともできます。見た目にも美しい結婚指輪が簡単にできるからこそ、鋳造を取り入れているのでしょう。

手作り工房で作る指輪は大変だけど思い出になる

鋳造は「簡単」とはいうものの、結婚指輪やペアリングが手作できる工房なら「簡単」ではなくなります。なぜなら、型の型から作るからです。ロウで指輪を作ります。ロウの指輪の周りを石膏で固めれば、型の完成です。
大雑把に紹介していますが、ロウの指輪作りは根気が必要です。ブランドでは根気を減らさないように、3Dプリンタで対応しているほど。でも根気で仕上げた指輪は、一生の宝物になるでしょう。結婚指輪やペアリングに特別な思いがあるのなら、断然手作りがおすすめです。